飛んでイスタンブール・庄野真代
作詞:ちあき哲也 作曲:筒美京平 1978年
いつか忘れていった
こんなジタンの空箱(からばこ)
ひねり捨てるだけで
あきらめきれるひと
そうよ みんなと同じ
ただのものめずらしさで
あの日しゃれたグラス
目の前にすべらせて
くれただけ…
おいでイスタンブール
うらまないのがルール
だから愛したことも
ひと踊り風の藻屑
飛んでイスタンブール
光る砂漠でロール 夜だけの
パラダイス
胸にかすかにしみた
低い電話のさよなら
かすり傷のひとつ
残せもしないひと
そしてしょうこりもなく
すぐにいたみもぼやけて
今日は今日の顔で
描(か)きあきためぐり逢い
描(えが)いてる…
おいでイスタンブール
人の気持はシュール
だからであったことも
蜃気楼 真昼の夢
好きよイスタンブール
どうせフェアリー・テール
夜だけの パラダイス
飛んでイスタンブール
光る砂漠でロール
夜だけの パラダイス
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