青森震度5弱、東日本大震災もたらした巨大地震の余震か

12日午後4時すぎに青森県で震度5弱を観測した地震について、気象庁は、9年前に東日本大震災を引き起こした「マグニチュード9.0の巨大地震の余震と考えられる」と発表しました。

気象庁の観測によりますと、12日午後4時18分、岩手県沖を震源とする地震が発生し、青森県階上町で震度5弱の強い揺れを観測したのをはじめ、東北地方を中心に震度4から震度1の揺れを観測しました。気象庁によるその後の解析で、震源の深さは48キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.6と推定されます。

また、この地震は、震源の位置から、9年前に東日本大震災を引き起こしたマグニチュード9.0の「東北地方太平洋沖地震」の余震と考えられるということです。

気象庁は、揺れの強かった地域では、今後およそ1週間は、今回と同じ最大震度5弱程度の強い揺れをもたらす地震に注意するよう呼びかけています。

(JNNニュース 2020年12月13日放送)

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