大和ジム50周年記念大会「俊YAMATO VS 国本真義」試合映像

2021,7,11

大和ジム50周年記念大会

名古屋国際会議場イベントホール

バンタム級3分3R(延長1R

俊Y A M A T O(大和ジム/元N J K Fバンタム級王者)V S 國本真義(M E I B U K A I/WMCインターコンチネンタルバンタム級王者)

因縁の再戦だ。俊YAMATOと國本正義は18年5月のホーストカップで初対決。そのときは白熱のシーソーゲームを繰り広げ、3名のジャッジが29-29をつけ、痛み分けに終わっている。それから3年、お互いに成長しているだけに、さらに白熱した攻防を魅せてくれるのではないだろうか。
 俊は同年6月、日下滉大を破りNJKFバンタム級王座を獲得。その後KING剛、現RISEバンタム級王者の鈴木真彦と激闘を繰り広げたことは記憶に新しい。
 その後、ケガに泣き、長期欠場を続けていたが、今回満を持しての復帰戦となる。
「2年前の試合が終わったあと、僕は引退すると言ったのですが、守屋会長から『引退試合をしてから引退しろ』と言われました。それから2年の間にいろいろなことを自分自身で考えることができました。だから会長には本当に感謝したい。会長が作ってくれた作品として、今日は恥じない試合をしたいと思います」
 俊はプロデビュー後3連敗を喫するなど、決して順風満帆な道を歩いてきた選手ではない。「デビューしてから初勝利を得るまでの壁はなかなか高かった」
 しかしその後4戦4勝という格上のランカーをKOで下したことで自信を付け、タイトル戦線に絡むようになった。
 一方、國本は間もなくキャリア50戦を迎えるベテラン。これまでにアクセル、シュートボクシング、REBELSなど様々な団体に上がり、昨年12月にはBOM横浜大会で稔之晟を下し、WMCインターコンチネンタル・バンタム級王座を奪取した。その勢いで今年3月にはRIZINに初参戦。シュートボクシングの佐藤執斗と引き分けている。
「国本選手はローで試合を組み立て、常に前に出てくる印象がある。でも気持ちでは負けない。ド突き合って、会場を湧かせ最後は僕が勝ちます」(俊)
 3年越しの因縁にケリをつけろ。(スポーツライター;布施鋼治)

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