笑顔を浮かべる介護士の男。
殺人の疑いで12月7日逮捕された冨澤伸一容疑者(41)
警察によると、冨澤容疑者は10月8日から9日かけて、勤務する特別養護老人ホームに入所していた94歳の植田タミ子さんに暴行を加え、殺害した疑いがもたれている。
警察よると、2022年10月9日、施設の居室で亡くなっている植田さんが見つかり、関係者から「お腹にアザがある」などと相談があった。
司法解剖の結果、死因は外傷による「出血性ショック」で、警察では何者かに殺害されたとみて捜査を進めてきた。
事件当時、夜勤をしていたという冨澤容疑者。
かつての同僚は、不審に感じる点があったという。
冨澤容疑者の元同僚:「職員にはすごく優しくて頼れる存在でした。あざとかが何件か続いたときに夜間帯かなみたいな」
Q:それは富沢容疑者が担当していた?
元同僚:「次の日とかに何回かあったので、でも証拠がなかったので疑惑で終わっていた。(入所者の)なかには、彼(富澤容疑者)がくるとおびえるというか、落ち着かない方はいた。(施設側が)疑惑の時点でちゃんと解決していれば、今回の事件起きなかったのではないかと思う」
逮捕前、福テレは冨澤容疑者を取材した。
本山記者:「植田さんという女性の方が亡くなったという話を聞いたんですけど」
冨澤容疑者:「あぁ、はい」
本山記者:「その女性が亡くなったのはご存知ですか?」
冨澤容疑者:「そうですね、はい。亡くなったのは聞いているというか、分かってはいるんですけど、ただ、全然詳しいというか、細かいところまでは本当に何も分からない」
本山記者:「お人柄だったりとか、職員の方のコミュニケーションとか、思い出はどんなものがあったりするんですか」
冨澤容疑者:「穏やかな方だったという感じですかね」
本山記者:「警察が来たりとかというのは大変というか、どういうお気持ちですか」
冨澤容疑者:「あまりいい気分ではないですよね。いい気はしないですけど、何があったのかなというところで、本当に何も分からないところではありますので」
調べに対し冨澤容疑者は「体を押したが暴行は加えていない。殺意もない」などと供述している。
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