日銀総裁「マイナス金利解除後も緩和策継続の可能性」(2024年2月9日)

 日本銀行の植田和男総裁は衆議院の予算委員会で、マイナス金利が解除されても、当面の間は金融緩和的な政策が継続される可能性が高いとの考えを示しました。

日本銀行 植田和男総裁
「2%のインフレ目標の持続的安定的な実現が見通せる状況になれば、マイナス金利を含む様々な大規模緩和策の継続の是非を検討する。先行きマイナス金利の解除を実施したとしても、緩和的な金融環境が当面続く可能性は高いと考えている」

 市場関係者の間では、春闘で大幅な賃金の上昇が確認されれば、3月以降の金融政策決定会合でマイナス金利が解除される可能性が高いとの見方が広がっています。

 植田総裁はマイナス金利が解除されたとしても、現在の経済や物価の動きを前提とすると、すぐに引き締め的な金融政策には転換されないとして、しばらくは緩和的な金融政策が続く可能性が高いとの認識を示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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