民間企業スペースワン社が開発した小型ロケット「カイロス」が13日午前11時過ぎ、和歌山・串本町の発射場から打ち上げられた。
ロケットの打ち上げは、部品調達に遅れが生じた影響で当初の2021年度の打ち上げ予定から4回延期されていて、9日に打ち上げられる予定だったが、海上の警戒区域に船が残っていたため5度目の延期となっていた。
6度目の正直で打ち上げられたカイロスは、日本で初めて、民間ロケット発射場から打ち上げられたロケットとなる。搭載されているのは内閣衛星情報センターの情報収集衛星で、民間のロケットに政府の人工衛星を搭載し、軌道への投入が成功すれば、こちらも日本初となる。
※ストリーミング配信のため、実際の時刻より数十秒の遅延が生じます。
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