ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦で、WBC&WBO王者・井上尚弥が、WBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)に10回1分2秒KO勝ちしてから一夜明けたきょう27日、井上が横浜・大橋ボクシングジムで会見を行った。
男子では世界2人目、そしてアジア人初の“2階級4団体統一”という快挙を成し遂げ、日本人最多タイの世界戦通算21勝も飾った井上。「偉業を成し遂げることができました」と自ら宣言した井上は「一夜明けて、少し落ち着いて映像も見返して、自分がリング上でやってる時よりも、すごい高い技術戦を繰り広げてたなという印象です」と話す。
試合前には「ピリピリしていた」と話していた井上だが「最後まで気が抜けない戦いでした」といい、「めちゃくちゃ楽しかったです!」と笑みを浮かべて改めてきのうの一戦を振り返るとともに「ダメージはまったく残っていない」と元気な姿を見せた。
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