俳優の真木よう子、江口のりこが21日、都内で行われた映画『アンダーカレント』(10月6日公開)完成披露上映会に登壇した。突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを演じる真木と、その友人の菅野を演じる江口が仲良し(?)トークを繰り広げた。
映画は、「まるで1本の映画を観ているようだ」と漫画評論家の間や口コミで高く評価され、「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭でオフィシャルセレクションに選出された豊田徹也氏の同名漫画が原作。今泉力哉監督がメガホンをとり、突然夫が失踪したかなえの心の奥底に閉じ込めた気持ちが、映画的手法を用いて丁寧に描かれていく。
この日は当初登壇予定だった永山瑛太が体調不良で欠席。2人と今泉監督だけの登壇に「江口と私の映画みたくなっちゃってすみません」とあいさつした真木は、江口について「私は親友だと思ってます」と笑顔。だが、当の本人は「親友ではないです。昔から知っているだけ」とあっさり応じた。
初共演となった映画『パッチギ!』(2005)では「一緒に買物とかいったやん(笑)」となぜかうれしげにツッコむ真木だが、江口は「だからといって親友ではない」と否定。
友人役ということで「私が知っている江口のりこは売れに売れて捕まえられない。江口のりこが私の主演を手伝ってくれるなんて…こんなありがたいことはない。ただ好きなので、顔みると笑っちゃうんです」と“江口愛”をみせる真木に、江口は「久しぶりの共演なのでじゃましないようにと思ってたよ。現場でくだらない話しないようにしてたでしょ?」と気遣っていたそう。だが真木は「そうだっけ?」とピンときてないようで、終始、絶妙な距離感で会場の笑いを誘っていた。
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