光の当たる表の存在のカリスマ政治家キム・ウンボム役に名優ソル・ギョング。影として生きる天才参謀ソ・チャンデ役に『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュン。誰よりもお互いを必要としながらも、決定的なところで混じり合わない2人のドラマが韓国政界の闇を描きだす!映画『キングメーカー 大統領を作った男』が8月12日より全国順次公開。
今回、選挙運動で苦戦を強いられていたキム・ウンボムが、度を越したやり方で一度は謹慎させていたソ・チャンデを呼び戻し、運命共同体ともいえる男二人の関係が動き出すシーンのメイキング映像&本編映像が解禁となった。
ビョン・ソンヒョン監督がソル・ギョング、イ・ソンギュンの二人に丁寧に演出する様子が映し出されたあと、続く本編映像では、暗い部屋の中、キム・ウンボム(ソル・ギョング)とソ・チャンデ(イ・ソンギュン)が並んで座り、ウンボムが「私はまだ、君のやり方の賛成できん」と話し始めるシーンへと。
「私も同じ世の中を見たい。でも(ほしい時だけもいで食べる)柿扱いはごめんだ」と思いをぶつけるチャンデに対し、ウンボムもついに「どうだ 私と共に行くか?」と語り掛け、ここから二人はさらに運命共同体として共に選挙運動にまい進していくことになる。
監督が「光と影というテクストをイメージ化することに力を入れた」という場面であり、「ソル・ギョング×イ・ソンギュン、2人のケミストリーは本当に素晴らしく、とても楽しい現場だった」と振り返る、こだわりの重要なシーン。
今から約50年前、1973年8月8日にウンボムのモデルである金大中が日本滞在中に東京・千代田区のホテルで拉致され、5日後にソウルの自宅付近で解放されるという衝撃的な事件が起こったタイミングでもある。
監督:ビョン・ソンヒョン『名もなき野良犬の輪舞』
出演:ソル・ギョング『茲山魚譜 チャサンオボ』 イ・ソンギュン『パラサイト 半地下の家族』
ユ・ジェミョン「梨泰院クラス」 チョ・ウジン『SEOBOK/ソボク』
2021年/韓国/123分/5.1ch/ビスタ/原題:킹메이커/字幕翻訳:小寺由香/提供:ツイン、Hulu/配給:ツイン .
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