収監先で急死したロシアの反体制派指導者・ナワリヌイ氏の死因について、当局は「突然死症候群」だと主張していることが分かりました。
ナワリヌイ氏(47)の69歳の母親は17日、マイナス30℃の寒さのなか、息子が収監されていた極北の刑務所を訪れました。
ナワリヌイ氏の陣営によりますと、母親らは刑務所で死因について「突然死症候群」だと告げられたということです。
当局は遺体の検査が終わり、事件性がないと弁護士に通知していますが、ナワリヌイ氏の陣営は「彼らはいつも嘘をつき、痕跡を消している」と非難しました。
独立系メディア「メディアゾナ」によりますと、母親らが遺体の引き渡しを求めていますが、遺体は刑務所にも安置所にもなく、所在は不明になっています。
ロシアではナワリヌイ氏を追悼する動きが広がっていて、人権団体の調査では、これまでに36の都市で401人が拘束されたということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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