東京・台東区で4歳の娘を中毒死させたとして両親が逮捕された事件で、逮捕された父親の姉の死について、相続をめぐりトラブルになっていたとみられることが新たにわかりました。
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捜査関係者によると、逮捕された母親は、4歳の娘について周囲に次のように話していたことが新たにわかりました。
細谷志保容疑者
「かわいくない」
14日に逮捕された、父親の細谷健一容疑者(43)と母親の志保容疑者(37)。去年3月に自宅マンションで4歳の二女・美輝ちゃんに、化学物質のエチレングリコールなどを摂取させ、殺害した疑いがもたれています。
夫婦と子ども3人で暮らしていた一家。取材を進めると、家族の中で美輝ちゃんがつらい仕打ちを受けてきたことがわかってきました。美輝ちゃんと同じ保育施設に子どもを通わせていたという人は…
子どもが同じ保育施設だった保護者
「美輝ちゃんの髪の毛とかはボサボサだったので、ちょっとおかしいなって思っていた。(事件後)同じクラスのお母さんにラインしたら『あざがあった』って言ってた」
さらに捜査関係者によると、保育園関係者からは…
保育園関係者
「連日同じ服を着ている。数日間お風呂に入れてもらえず、一日中おむつを替えてもらえていないようだ」
家族旅行の際に、美輝ちゃんだけ保育施設に預けられることもあったといいます。夫婦は逮捕前、寄り添って歩く姿もみられましたが、美輝ちゃんが生まれる前から一家を知る人は、“ケンカがたえなかった”といいます。
以前一家が暮らしていた近所の住民
「夫婦ゲンカで有名だった。週に1~2回はやってたんじゃないの? 朝に夜に。女性の声じゃないんだよね、だみ声というの。旦那に『殺せー』とか、こんな声ですよ」
――奥さんの声?
近所の住民
「奥さんの声。旦那の声聞いたことない」
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一方、夫婦をめぐっては、健一容疑者の姉が6年前に、不審な死をとげていることもわかっています。その後の捜査関係者への取材で、健一容疑者が姉と相続をめぐって、トラブルになっていたとみられることが、新たにわかりました。
健一容疑者は、浅草駅から徒歩2分の立地のホテルを、父親から受け継いで経営。
6年前の2018年6月には自宅マンションの土地や建物などの不動産を、亡くなった父親から相続しています。実は、健一容疑者と同じマンションに住む姉は、その2か月前の2018年4月に死亡しているのです。
姉の隣の部屋を借りる人
「話しているというよりも言い争いをしていたりとか、(姉が)攻撃されていたのをよく見ました」
――健一さんから(姉に)?
姉の隣の部屋を借りる人
「健一さんというか、夫婦で」
姉が住んでいた部屋の隣を借りている人は、姉と夫婦がもめているのを何度も目撃したといいます。
姉の隣の部屋を借りる人
「(健一容疑者の)お姉さんが床にへたりこんじゃって尋常じゃなかったです。大丈夫?っていうような状況だったんです。そこに、せがれ(健一容疑者)と奥さん(志保容疑者)が仁王立ちになって。お姉さんは意識がもうろうとしていた感じだったので、尋常じゃないなと」
美輝ちゃんが亡くなった後に姉の遺体を鑑定した結果、姉の体内からもエチレングリコールの成分が検出されていて、警視庁は今後、姉の死についても健一容疑者らの関連を調べる方針です。
(2024年2月15日放送「news every.」より)
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