東京・台東区の自宅で4歳の娘に薬品を飲ませるなどして殺害したとして、警視庁は14日朝に両親を逮捕しました。
（社会部・伊平晃司記者報告）
逮捕された両親の身柄が入り、特別捜査本部が設置された浅草警察署前です。
当時4歳だった娘が亡くなってからおよそ1年、捜査員たちが自宅に踏み込みました。
父親の細谷健一容疑者（43）と母親の志保容疑者（37）は去年3月、台東区今戸の自宅で当時4歳だった娘の美輝ちゃんに薬品などを飲ませて殺害した疑いで逮捕されました。
捜査関係者によりますと、司法解剖などの結果、美輝ちゃんの死因は中毒死の疑いで、体内からは不凍液に含まれるエチレングリコールの成分などが検出されたということです。
専門家によりますと、毒性があり、摂取をすると腎臓の機能が低下し死に至る可能性があるということです。
取り調べに対し、健一容疑者は「関与していません」と否認し、志保容疑者は黙秘しています。
数年前に健一容疑者の姉も亡くなっていて不審な点が多いことから、警視庁は関連を調べています。
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