浜名湖で17歳高校生遺体 公園に街灯なく夜は真っ暗…発見現場には幅1mの“死角”となる通路が 捜査続く

静岡・湖西市の浜名湖畔で男子高校生の遺体が見つかった事件。

現場から、広瀬修一ディレクターが中継でお伝えする。

車通りの多い道から100メートルほど住宅街の中に入った先で、袋井市在住の男子高校生・斉藤宇川さん(17)の遺体が発見された。

遺体が見つかったのは2月9日で、複数のあざがあったために、警察は殺人事件として捜査している。

住宅街に街灯はなく、住民が使うのみといった道路の先に公園があり、公園を進んでいくと浜名湖が見えてくる。
この浜名湖で遺体が発見された。

14日午後4時半現在、公園には規制線が張られ、先には入れない。

この公園は、まったく街灯はなく、夜は真っ暗になるという。
ベンチや木々があるが、遊具などはなく、遮蔽物はないようで、奥まった場所とはいえ、見通しはよさそうには見える。
ただ、この場所に立つと死角になっている場所がある。

柵のさらに奥を見ていくと湖面があるが、柵の向こう側が低くなっていて、見えないところに通路がある。

規制線外で同様の形状の場所を取材したところ、柵の向こう側に3メートルほど下がれる階段があり、1メートルほどの通路があった。
その通路に降りてみると、浜名湖がすぐ手に届きそうな、そんな距離感の場所に下りることができた。

今立っている場所から通路が見えないということは、通路からは住宅街や公園はまったく見えない。

ここで犯行が何かあったかどうかはわからないものの、そういった死角がこの公園には存在するということになる。

警察では、この公園の近くの1軒1軒の住宅に聞き込みを行って捜査を行っている。

FNNプライムオンライン
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