大川原化工機“冤罪” 国と都に賠償命令 小池都知事 控訴は「警視庁で検討」(2023年12月27日)

 機械メーカーの捜査を巡り、国と東京都に賠償を命じた判決が出されたことを受けて、小池都知事は控訴するかどうか「警視庁で検討している」と答えました。

東京都 小池百合子知事
「今後の対応に関しては警視庁の方で検討しているところであります」
「(Q.控訴は知事が指示する?)警視庁の方で検討しています」

 東京都の小池知事は判決後に取材に応じ、このように述べました。

 大川原化工機の社長らは2020年に軍事転用が可能な噴霧乾燥機を中国などへ不正に輸出したとして逮捕・起訴されたものの、初公判の4日前に起訴が取り消されました。

 社長らは警視庁の捜査が違法だったなどとして、国と東京都に対し、5億6000万円余りの損害賠償を求めて裁判を起こしていました。

 東京地裁は27日の判決で、国と東京都に合わせておよそ1億6000万円の賠償を命じました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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