著名人らを常習的に脅迫した罪などに問われているガーシーこと東谷義和被告に対して、検察側は懲役4年を求刑しました。
元参議院議員のガーシーこと東谷義和被告(52)は、著名人らを常習的に脅迫した罪などに問われています。
8日に東京地裁で開かれた裁判で、検察側は「気に入らない相手を動画配信により誹謗(ひぼう)中傷し、脅迫する習癖が認められる」「私利私欲や私怨(しえん)から常習脅迫等の犯行に及んでいる」などとして、ガーシー被告に対して懲役4年を求刑しました。
また、検察側は俳優の綾野剛さんの意見陳述書を読み上げて「ありもしないことを脅迫、攻撃され屈辱的だった」「俳優のイメージを著しく傷付けられ、これまで築き上げたものが崩れ落ちた」などとして厳しい処罰を求めました。
一方の弁護側は「正当な告発だった」「常習性は成立しない」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
最後にガーシー被告は「被害者、被害者の家族、関係者に申し訳ない。もう二度とこのようなことをしないと誓います」と謝罪しました。
これまでの裁判でガーシー被告は「一生かけて罪を償っていく」と謝罪した一方、弁護側は脅迫の常習性はないと主張し、起訴内容を一部否認していました。
判決は来月14日に言い渡される予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize