食卓を襲う”トマトショック”で値段は2倍以上に トマトのプロに聞く長期保存の方法【イマネタ】2023年10月27日放送

今、野菜の価格が高いです。中でも特に高いものが、酸味のあるあの野菜、頭に浮かんだ方いますよね。価格が高い今だからこそ、役立つあるテクニックを聞きました。

 1973年原油の価格が大幅に上がったオイルショック。

 2008年世界的な金融危機となったリーマンショック。

 そして2023年10月、今私たちの食卓を襲っているのが、トマトショック。

 26日に名古屋市千種区のスーパー、サンエース春岡店をのぞいてみると――

「トマトが高い。こちらのスーパーでは 少しでも安く売ろうと『不ぞろい』や『割れあり』といったトマトを売り出しています。ただ、割れありでも2個入りで税抜き398円です」(竹田基起アナウンサー)

 今、とにかくトマトの価格が高騰しているんです。

Q.トマトの値段どうでしょうか?(竹田アナウンサー)
「過去一番の高値、値上がり具合です。10年20年レベルの過去一になります」(サンエース 宮下裕基商品本部長)

 サンエース春岡店では例年ならこの時期、1個98円で売られているそうですが、26日は198円で2倍以上でした。

 宮下さんによれば、トマト1個が300円から400円で売られている店もあるといいます。

 不作の原因はこの夏の猛暑です。

 暑さの影響でトマトの樹の状態が悪くなり、花が咲かなかったため、実は半分ほどしか付かなかったといいます。

 収穫した多くも実が裂けて売り物になりません。

Q.トマトの値段みてどう感じていますか?(竹田アナウンサー)
「懐が痛いですけど買っています。主人にトマトを作らせようかな。ベランダで菜園やってくれとか自家栽培の道にいこうかなと」(客)

Q.トマトを何かに置き換えたりは?(竹田アナウンサー)
「なければ赤みがないだけ。にんじん削っておくとか」(客)
Q.高いうちは手に取らない?(竹田アナウンサー)
「やっぱりほしい時は買いますけどね」(客)

 値段が高すぎて中々手が出ないという声から、サンエースでは割れているトマトや大きさが不揃いのトマトを仕入れ安く提供できるよう努力しているといいます。

「形は悪くても割れが出てきても、味に関しては変わらない商品が多数。少しでもお値打ちに販売するためにこういった物も取りそろえている」(サンエース 宮下商品本部長)
Q.今後トマトの値段はどうなっていく?(竹田アナウンサー)
「トマトの名産地の熊本や近場では三重や飛騨のおいしいトマトが出てくるので、これからは値下げ傾向です。来週から値下げの可能性もある」(サンエース 宮下商品本部長)
Q.“高級食材”トマトは普通の食材に戻る?(竹田アナウンサー)
「ピークはすぎたとバイヤーも言っている」(サンエース 宮下商品本部長)

 値段が落ち着くまでにはあと少し我慢が必要となりそうですが、例えば、買ってきたトマトをより長く保存できたらうれしいですよね。

 トマトのプロ、カゴメの松井理絵さんに、買ってきたトマトを普通に冷蔵庫に入れるより長く保存できるテクニックを聞きました。

 使うのはキッチンペーパーと透明のポリ袋です。

「トマトは寒さと外部からの衝撃に弱い野菜。保存する場合はキッチンペーパーで1個ずつ包む」(カゴメ名古屋支店 松井理絵主任)

 まずトマトをキッチンペーパーで包みます。続いてポリ袋に入れます。

 この状態で冷蔵庫の野菜室に入れるのですが、そこで一つ注意点が――

「ヘタを下にして冷蔵庫の野菜室に入れることをオススメしている」(松井主任)

 野菜室に置くときは、必ずトマトのヘタが下に来るようにして保存してください。

Q.ヘタを下にする意義は?(竹田アナウンサー)
「トマトはヘタ周りが肉厚なので、下にした方が傷みにくくなる」(松井主任)
Q.この保存方法であればどれくらい持つ?(竹田アナウンサー)
「7日~10日ほどを目安に」(松井主任)
「ひと手間ですね」(竹田アナウンサー)
「そのひと手間で保存が長くなるかなと思う」(松井主任)

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