愛知県大村知事「第10波に入った」と独自宣言  新型コロナの感染者が愛知で全国平均の2倍近くに (24/01/17 15:38)

新型コロナの感染者数が増えています。愛知県では全国平均の2倍近くになり、大村知事は17日、「第10波に入った」と宣言しました。

 17日朝の、名古屋市内のクリニック。年末あたりから、発熱など、かぜの症状を訴える患者が増えているといいます。

「インフルエンザが幼稚園で流行っているから、手洗いうがいをしっかりするように連絡がきている。子どもからもらって、私も主人も風邪の症状が少しでています」(病院に来た人)

 病院では、発熱などの症状を訴える患者の多くが、「インフルエンザ」もしくは「新型コロナ」です。

「検査はきょう15人ぐらいした。インフルエンザとコロナ、あわせての検査だが、コロナが4人。インフルエンザのA型が4人というかたちで増えている印象。胃腸炎も年末ぐらいから増えている」(今泉クリニック 今泉勲 院長)

 このクリニックでは、「インフルエンザ」と「新型コロナ」を同時に検査できるキットを使用しています。

 ただ、受診する患者が多く、キットの数は少なくなってきているといいます。

「コロナは10月、11月とちょっと減っていたが12月になってかなり増えてきた印象」(今泉クリニック 今泉院長)

 愛知県では新型コロナの感染者数が増加傾向にあります。

 1医療機関あたりの患者数の推移をみると、12月から増え始め、1月1日から7日までで12.40人と、全国平均の6.96人の2倍近くとなっています。

 そして、先ほど愛知県が発表した14日までの1週間の患者数は14.17人。

 感染者数の増加を受け、愛知県の大村知事は急きょ会見を開きました。

 第10波に入ったとして愛知県の独自宣言を出し、手洗いやうがいなどの基本的な感染対策を呼びかけています。

 また、岐阜県でも1医療機関あたりの患者数が15.23人。

 三重県では6.81人といずれも増加傾向にあり、注意を呼びかけています。

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