アメリカ南部のジョージア州で警察官が黒人男性を射殺した事件が起き、現場ではハンバーガー店が炎上しました。警察に抗議するデモ隊が放火した可能性があります。
13日夜、ジョージア州アトランタ市でハンバーガー店が炎上しました。火の勢いが強く、一時、消防隊が思うように近付くことができませんでした。この店の駐車場では12日夜、飲酒運転を摘発しようとした警察官が黒人男性（27）を射殺しました。拘束しようとした男性が逃走したため、警察官が3発発砲したということです。13日、地元警察の署長の辞任が発表されました。現地では警察に抗議するデモ隊が幹線道路を封鎖しました。ハンバーガー店の火災はデモ隊が放火した可能性があるということです。先月25日にミネソタ州で白人の警察官が黒人男性を暴行して死亡させた事件をきっかけに始まった抗議のデモは全米のみならず、各国に広がっています。そうしたなかで起きた今回のジョージア州の射殺事件は抗議に拍車を掛ける可能性があります。
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