JR東日本の駅におよそ400台設置されているスタイリッシュな自動販売機。大きな画面に商品の画像が表示されていて、ボタンではなくタッチパネルで購入します。6年前に導入されましたが、10月以降、順次、通常の自販機と交換されることが発表されました。
会社員 20代
「結構使ってます。かっこいいなって思っていたので、それがなくなるのはさみしいかもしれない」
会社員 20代
「困りますね。通常のだと買わなくなっちゃう」
デザインの他にも惜しまれる理由がありました。
実はこの自販機はスマホのアプリで購入することが可能です。アプリでは割引やポイントをもらえるサービスの他、月額2980円で毎日ドリンクが1本購入できる「サブスク」も利用できます。サブスクの開始当初は応募が殺到し、登録が抽選となるほどの人気ぶりでした。
自販機を運営する会社には、こうしたサービスが利用できなくなり残念という声も寄せられているといいます。
“最新”の自販機がなぜ姿を消すことになったのでしょうか。自販機運営会社の担当者は「自販機の耐用年数が5~6年ということで、これまでのサービスは一度終了し、新たなサービスを展開していきたい」としています。
今後は飲み物以外の自動販売機の設置や、キャッシュレス決済でポイントがたまる仕組みなどにも力を入れていきたいということです。
(2023年9月29日放送「news every.」より)
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