【松本人志さん活動休止】裁判は「スムーズに進んで1年…3年かかってもおかしくない」「何をターゲットにするかで変わる」裁判や芸能界への影響を専門家に聞く【MBSニュース解説】(2024年1月9日)

ダウンタウンの松本人志さんをめぐって、週刊文春は複数の女性が性的行為を強制されたと訴える告発などを報道。これに吉本興業は「当該事実は一切なく名誉を毀損するもの、今後、法的措置を検討していく予定」としていました。そして1月9日に吉本興業は、松本さんから様々な記事と対峙して裁判に注力したい旨の申入れがあったとして、本人の意志を尊重して活動を休止すると発表。一方で週刊文春の編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」としています。この状況に芸能ジャーナリストの中西正男さんは「活動休止までして裁判に注力するくらい尊厳を貶める記事は酷いものなんだという言外の意味合いを感じる」と話します。そして南和行弁護士は今後について「何をターゲットにするのかによって裁判は変わる」とした上で、「結論までスムーズに進んで1年ぐらいで終わることはあるが、込み入った裁判なら3年ぐらいかかってもおかしくない」と解説します。
(2024年1月9日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

◎南和行:弁護士 LGBT問題や企業のリスクマネジメントなど一般民事のほか幅広く扱う
◎中西正男:芸能ジャーナリスト 2012年までスポーツ紙で芸能担当記者 現在はラジオ・テレビで活躍

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