共和党のトランプ政権による「分断」の4年が終わりを告げ、民主党のバイデン新政権が誕生した。今月6日に起こった「米議会乱入事件」に象徴される対立や混乱は、決して米国内に限った話ではなく、今世界中でパラダイムシフトが起きつつある。軍事・経済の覇権を狙う中国との「新冷戦」はどんな方向へ向かうのか、ポストトランプの世界で日本はどう振る舞うべきなのか――激動の世界を読み解くヒントを「笹川平和財団」上席研究員の渡部恒雄氏に聞いた。(聞き手=日刊ゲンダイ・高月太樹)【チャンネル登録、よろしくお願いします!】※2021年1月8日収録
◆わたなべ・つねお=1963年生まれ。88年東北大歯学部卒業。95年米ニュースクール大で政治学修士課程修了後、米CSIS(戦略国際問題研究所)に入所し、2005年まで上級研究員などを歴任。帰国後、三井物産戦略研究所、東京財団を経て現職。「二〇二五年米中逆転」(PHP研究所)など著書多数。
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