韓国の「犬食」アリ?ナシ?「食べたことない」人は84% 論争再燃で大統領選の公約にも

韓国で犬の肉を食べることについて、大統領が自ら禁止を検討するよう指示しました。2022年の大統領選挙に向けて公約として掲げる候補も現れ、論争が再燃しています。

愛犬家として知られる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領。かつて南北融和のしるしに北朝鮮の金正恩総書記から贈られた犬のコミは7匹の子犬を産みました。

文大統領は9月末に次のように発言しました。

「もう犬の食用禁止を慎重に検討する時がきたのではないか」

大統領が犬の肉を食べることの禁止・検討を指示したことで、論争に再び火がつきました。

韓国には、夏にスタミナ食としてスープや茹で肉にして犬を食べる食文化がありますが、動物愛護団体などは反対してきました。一方、来年の大統領選を前に文在寅政権の与党「共に民主党」の代表候補を選ぶ予備選の場では・・・

記者
「広場には大統領予備選の支持者たちが集まってるんですけども、会場の隅では、犬の食用禁止に反対する人たちが抗議デモをしています」

警官隊に囲まれる中、抗議しているのは犬肉を生産している農家の人たちです。

犬肉協会 チュ・ヨンボン事務総長
「農民が3、40年間生業として生きてきたのに、自由大韓民国ではあり得ない公約です」

抗議の矛先は、予備選でトップを走る李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事です。8月には動物保護センターを訪れ、大統領選の公約に犬の食用禁止を盛り込むことを発表しました。

与党「共に民主党」 李在明京畿道知事
「犬の食用問題や動物の売買問題の解決は容易ではありませんが、生命を尊重して生きていく社会に向け、準備をするときが来たようです」

また、最大野党「国民の力」で最も人気の大統領候補、尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏も愛犬家です。犬の食用には反対ですが、法制化については・・・

野党「国民の力」 尹錫悦氏
「個人の選択の問題なので、私が言えることは・・・」

2020年の国際動物保護団体HSIなどの調査では、韓国人の84%が犬肉を食べたことがないと回答。以前のような市場での取引も、犬肉料理店も激減しています。

その背景にあるのが韓国の一大ペットブーム。

記者
「私は犬を連れて韓国に来たんですけれども、こちらでは年々犬を飼う人が増えていて、遊びに来る場所にも困りません」

春川(チュンチョン)にある犬の博物館や3つのドッグランなどを備える韓国最大の犬のテーマパーク”犬の森”。
韓国の家庭で飼われている犬は約600万匹で、10年前に比べ3割も増えました。

Q.犬の食用禁止の動きについてどう思う?

親子
「食べるなんてすごく残酷だと思います」
「理解できません。その人、どうかしています」

女性二人組
「本当に家族のように育てる人がとても多いので、法律が作られて変わって当然です」

韓国でも犬のことをペットではなく家族と考える人が増える中、犬の食用禁止の是非をめぐる議論は今後さらに広がりそうです。

(07日18:27)

#韓国 #犬 #大統領選挙

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