【今後物資が届くか不安】石川県で震度7 志賀町で建物倒壊し1人死亡 停電・断水続く 【現地から中継】

石川県で震度7の地震を観測し、建物が倒壊するなど多くの被害が出ています。2日午前6時の気温は0度近くとなっていて、凍えるような寒さです。
 横にある木造家屋ですが、地震で大きく倒壊しています。引き戸が倒れ窓ガラスも割れて、破片が飛び散っています。また部屋の中を見てみると、物が散乱していて地震の激しさを物語っています。
 石川県志賀町では救急搬送が12件あり、倒壊した建物の下敷きになった1人が死亡しました。
 私は日付が変わったころ志賀町に入り、車で移動していたのですが、道路はあちこちで大き崩れていて、通行するにも非常に注意を払いました。一部の地域では停電していて、町の担当者も「被害状況はまだ把握できていない」と話していました。
 私の後ろの建物も大きく損壊しています。もともとはこの2倍の大きさがあったと思われますが、手前の部分がつぶれていて、一部は道まで崩れてきています。
 町内の多くが断水していて、道の駅でも手を洗う際に、トイレの洗面器から水が出ないような状況でした。2日午前6時半から、道路などのパトロールして状況を確認するとのことですが、この後さらなる被害が明らかになるとみられます。志賀町には約7800世帯、1万8000人ほどの住人がいますが、役場によりますと、48ヵ所の避難所で住人の3分の1にあたる約6000人が避難しているとのことです。
 志賀町役場の1階ロビーも臨時の避難所となっていて、午前2時を過ぎても、不安そうにテレビを見つめる人がいました。お話を伺うと、「食料は正月で買い込んでいるので2・3日分あるが、道が分断されていると聞いているので、今後物資が届くかが不安だ」と話していました。

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事