安全なトイレを利用することは、基本的な人権です。それにもかかわらず、世界人口の3分の1の人々が安全なトイレを利用できず、11億人以上の女性や女の子がそのことによって危機にさらされています。
ウォーターエイドは、2017年11月19日世界トイレの日に向けて、報告書「安全なトイレはどこに」を発表しました。
最新の報告書によると、トイレを利用できる人口の割合が最も低いのはエチオピアで、93%もの人々がトイレを利用できない環境で生活しています。同国では、スペインの人口とほぼ同じ4,600万人の女性と女の子たちが安全な場所で排泄することができず、健康被害や暴行の危険にさらされています。インドでは、3億5,500万人以上の女性や女の子が適切なトイレを利用できず、もしトイレを利用するために列に並んだとすると、その長さは地球4周分になると言われています。
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http://www.wateraid.org/jp/news/news/2017-world-toilet-day-report
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