石川県輪島市では火災が発生しただけでなく、多くの建物が倒壊しています。
(古川昌希記者報告)
輪島市の中心部、朝市通りです。大規模な火災に見舞われましたが、2日午後、大部分の消火活動が完了する鎮圧が発表されました。
朝市は屋根から向こう側にたくさんのお店が連なっていたわけですが、今も左側、黒い煙が鎮圧が宣言されましたが上がり続けている状況で、まだ焦げた臭いが充満しています。
すべてが粉々になっていて、元々、この辺りにどういった建物があったのか分からないという状況です。
自動車は溶けるような被害を受けていて、火の強さを物語っています。
また右側は瓦が、おそらく屋根に使われていたものですが、道路部分にまで倒れてきていたり、その奥に見えるのはまだはっきりとした火が確認できます。
この先も建物が骨組みだけになるような被害を受けている部分が多く、かなりの勢いの火がこの街を襲ったことが分かります。
この街で店を営んでいた女性に話を伺いますと、その人は避難所に身を寄せていますが、様子を見に来て何とも言えない気持ちだと、もう立ち直れないというふうに語っていました。
また、この輪島市に向かう途中の道も至る所でアスファルトに亀裂があったり、斜面からの土砂崩れで通行止めになっていたりということで、七尾市から輪島市に向かうまで3時間、取材班はかかりました。
こういった道路網、交通網の寸断も様々な支援が行き届きにくい要因となっています。
引き続き大きな地震には注意が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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