何気なくやってるゴミの分別。それ、もしかしたら間違っているかも?!
今回は”ゴミ清掃員芸人”のマシンガンズ滝沢さんに、日常で間違えやすいごみの分別について伺いました!
【覚えておこう!9割ルール】
多くの自治体では9割ルールというものがあり、捨てる物の素材の9割が燃える素材であれば可燃ごみで大丈夫というルールです。
子どものおもちゃでよく間違いがあるのが、中身に鈴が入っている場合です。
これは燃えない素材が混ざっているので燃えないごみではありますが、分解するのは大変なので、9割ルールとして可燃ごみで出して大丈夫、ということになります。
女性用のバックも金属みたいなパーツがあることが多いですよね。いちいち分けるのは大変なのでこれも9割ルールで考えて大丈夫です。
【燃える?燃えない?プラスチックごみ】
昔はプラスチックは不燃ごみだったので不燃ごみのイメージが強い人も多いかと思います。
燃やしたら有毒ガスが出るんじゃないのかと思うかもしれませんが今は焼却技術がアップしており、有毒ガスが出たとしてもそれが外に出ないようになっています。
なので、今はプラスチックは可燃ごみで出して大丈夫です!
今、不燃とされているのは主に、金属・陶器・ガラスのものなどです。
お惣菜の容器やコーヒーのカップの上の蓋がプラスチックでできているものが多かったりします。多くの人が間違えて不燃ごみで出してしまうのですが、丸ごと可燃ごみとして出してしまって大丈夫です。
【資源として再利用できる!容器包装プラスチック資源】
「プラスチック資源」がある地域では、汚れが簡単に落ちるものであればそれは資源になったりするのでプラスチック資源で出すと◎
ここで注意すべきなのが、正式には「容器包装プラスチック資源」といい、例えばストローの周りの袋が「容器包装」部分にあたるのでプラスチック資源になります。ストローの本体は容器でも包装でもないので、ストロー自体は可燃ごみとなります。
【ゴミ清掃員も地球も助かる 捨てる前にこれだけお願い!】
1つ皆さんにやっていただきたいことがあります。
生ゴミの汁を、ギュッと一回だけ絞ることです。生ゴミの8~9割は水分で、さらにそこににおいがついてきます。
ゴミを燃やすための火の大敵は水です。なので水分の多いゴミは、さらに(燃やすための)エネルギーを使わなければならないのですが、そのエネルギーというのは皆さんの税金なんです。
水分が多ければ多いほど、かけるエネルギーが多くなるので無駄な税金が使われてしまうんです。
なので各家庭で水分を一回ギュッと絞るだけで無駄な税金が使われなくなるのでぜひご協力ください!
#ゴミ清掃員芸人 #資源ゴミ #ママタス豆知識
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