栃木県教育委員会は２４日、臨時の記者会見を開き中学校の男子生徒に対しわいせつな動画を見せたり体を触ったりしたとして、男性教諭を懲戒免職にするなど３人に懲戒処分を行ったと発表しました。
懲戒免職処分を受けたのは栃木県南部の中学校に勤務する３０歳の男性教諭です。
栃木県教育委員会によりますと男性教諭は、２０２０年１０月から２０２２年１月にかけ放課後の校内などで合わせて５人の男子生徒に対してスマートフォンでわいせつな動画を見せたほか、休日に勉強会と称して自宅に呼び出し、体を触るなどのわいせつ行為を行うこともありました。
男性教諭は「生徒が楽しんでいると勘違いした」と説明しているということです
県教育委員会はこのほか２０２１年１２月に女子生徒を抱きしめるなどのセクハラ行為を行った県北部の高校の２８歳の男性教諭を停職６カ月、勤務時間中に同じ学校の女性職員と性的な行為を複数回行った特別支援学校の３６歳の男性教諭を減給６カ月の懲戒処分としました。
２人とも２４日付けで依願退職しています。
荒川政利教育長は「不祥事の撲滅と信頼の回復に一層努めて参る」とコメントしています。
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