【柳田豊 近鉄】西本幸雄監督に見いだされライオンズから移籍し変則サイドハンドのニャロメ投法を完成。4年連続含む5回の二桁勝利をあげ近鉄連覇にも貢献。優勝シーンと1979年日本シリーズの投球は見ものだ

柳田豊投手は変則のサイドハンどスローの投手。風貌からニャロメ投法と呼ばれていた。305本塁打の強打者の土井正博と交換トレードは今でいう格差トレードの代表例だろう。

2体1とは言え、柳田投手は通算で16勝、一緒に移籍の芝池弘明投手は通算で5勝二人合わせても21勝と土井選手31歳ということを考えても格差は否めないところだ。

まあ当時は31歳と言えば今ほど選手寿命も長くはなかったので仕方ない面もあっただろうし守備の衰えを杞憂していたことからのことだったんだが翌年からパ・リーグはDH制を導入。西本監督は失敗したと後悔したとか。

近鉄移籍後は先発リリーフにフル回転のスタミナ満点の投手で78年から4年連続で二桁勝利をマーク。79年近鉄初優勝、80年の連覇にも大きく貢献。
二桁勝利は通算で5回記録。

通算成績
531試合 110勝140敗30S  防御率3.97

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