Yoko Minamino – The Poems for Two under Cherry Blossoms (Remix & Eng sub)

南野陽子 「桜詩集/ Sakura Shishu 」(2010/2011年)

※:「氷のダイヤモンド」(1988年)の続編です。
The lyrics of this song are a sequel to ‘The Diamonds of Ice’ 1988.

2016年11月の特番ラジオ「今日はナンノ日?!」でゲストの我らがマシュー(藤井隆さん)が「氷のダイヤモンド」と「桜詩集」は学生時代のカップルとその22年後の物語だと南野陽子さんから聞き出してくれました(発表6年後…!)。
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2010年版では二番の歌詞を「子供じゃないから」と歌っています。
(2011年版は『子供じゃないもの』)
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発表された頃、南野さんがこんなに大胆で艶(つや)っぽい歌詞を歌うのに驚かれた具眼の士の方達も多かったと推察されます。
但し、文学や映画の研究と違ってアイドル歌謡の研究分野は後発で遅れているのと、昔からのファンの方達も大人なので(?)余り深堀りされることもなかったような感じがしていますが、康珍化先生の歌詞は本当に素晴らしい。

能の世阿弥の奥義「秘すれば花、秘さねば花ならず」からすると野暮な事を書きますけど(笑)、これはただ単に再会して目黒川沿いを歩いている二人なのではなく、前夜に秘め事があって(歌詞では暗示されるに過ぎない。それは『氷のダイヤモンド』も同じ。)、その余韻を味わいながら桜と川の流れの揺らめきに重ね合わせた大人の女性の心模様を表した重層的で文学的な「詩」ですね(個人的雑感)。
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また、南野さんは20周年記念の2005年に発表した新曲「最終(ラスト)オーダー」でも「再会」がコンセプトの曲でしたが、翌年にラジオで紹介した自身の愛聴曲であるという金子由香利さんの「再会」という曲があり、それらの流れで2010年初出の「桜詩集」に結実したのではないかと推測しています。
また「詩集」は「刺繍」との掛け言葉かも(個人的推測)。

■南野陽子 – 金子由香利さんの「再会」を若者向けラジオでフルOAする(2006年)
https://youtu.be/9aclDu4s2dQ
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■[ FYI ] Google search “目黒川 桜”(Meguro River, cherry blossoms)
https://www.google.com/search?q=%E7%9B%AE%E9%BB%92%E5%B7%9D%E3%80%80%E6%A1%9C&client=firefox-b-d&sxsrf=ALiCzsZOPhdDU0ufiyzgpYIs2XF0DU5ZlQ:1651925627136&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjvqs3Brs33AhXNLqYKHTobDHkQ_AUoAnoECAEQBA&biw=880&bih=1051&dpr=0.9
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■”Yoko Minamino – The Diamonds of Ice (Eng sub / Short ver but Full ending edition)”
https://youtu.be/vZnFb472T0A

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