ミリタリー好きならば、一度は聞いたことのあるMRE。主に米軍で運用されている保存食になりますが、その研究が始まったのは1980年代前半とも言われ、黎明期には「保存ができる」ということよりも「そのまずさ」の方が話題に上がることが多かったアイテムですw
ただ近年のものは、比較的おいしくなっていて、結構普通に食べれちゃうんですよね。今回の検証では少し珍しい寒冷地用の白いMREである「MCW (Meal Cold weather)」を実食！
一番の特徴は、メイン食品がフリーズドライ化されており、FRヒーターではなく、自前のバーナーでわかしたお湯で調理する(お水でも一応可能)こと。寒冷地や高山地帯でレトルトパウチの食材がキンキンに冷えてFRヒーターでも温めが難しくなることを想定し、バーナーのお湯でフリーズドライ食品を温めるわけですが、その分全体重量もMREにくらべ少し重量も200～300gほど軽かったりします。まぁその分バーナーを荷物に加えなくてはいけないわけですがw
海兵隊等では大手有名ブランドのガソリンバーナーが支給されているので、バーナーに関してはまぁ荷物に加えるというより「デェフォの装備」といった感覚かもしれませんね！
さてさて、それではいってみましょうかMCW！1200kcal前後で調整されていると言われているMREにくらべ、1500～1600kcalと高めのカロリーに設定されていて、まさに寒い地方に合わせた激太りセッティング！見せてもらおうか、連邦の白いやつの性能とやらを！！
Model YURUKI,SHIN
Photo SHIN,KOICHI
Edit KOICHI
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