国会では参議院で岸田総理大臣に対する代表質問が行われ、野党は減税の財源や旧統一教会の問題への対応などをただしました。
(政治部・森本優記者報告)
立憲民主党は、国の借金が膨らんでいるにもかかわらず「国民への還元」をうたっていると、総理の経済対策を批判しました。
立憲民主党 田名部参院議員:「債務残高対GDP比は250%を超え、世界最悪の水準にあります。いわゆる『税収増』を安易に経済対策の財源とすることは今後の日本の財政に対する信任を揺るがすことにならないのか」
岸田総理大臣:「デフレ脱却のための一時的な措置として国民の可処分所得を直接的に下支えし、物価高による国民の負担を緩和したいと考えています。私の経済財政運営の基本は経済あっての財政です」
また、旧統一教会の問題を巡って岸田総理は、教団の財産を海外などに流出させないようにするためにすでに野党が出している法案も注視すると述べました。
そのうえで「あらゆる制度を活用し、被害者救済のために最大限取り組む」としています。
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