「忙しくて確認不足」自民京都府連でもパーティー券ノルマ超過分をキックバック 京都市議ら2人記載せず  (2023/12/10 17:55)

自民党京都府連が主催する政治資金パーティーで、販売ノルマを超えた収入が市議会議員らにキックバックされ、一部の議員が収支報告書に記載していなかったことが分かりました。

自民党京都府連では、去年6月に開かれた政治資金パーティーで、収入が4875万円あり、翌7月、府連所属の地方議員らあわせて19人に、363万円を寄付金として支出していました。

しかし、当時京都市議会議長を務めていた田中明秀市議と、磯野勝京都府議は、寄付金それぞれ17万円と7万円を政治資金収支報告書に記載していませんでした。

田中市議は関西テレビの取材に対し、パーティー券の販売ノルマを超えた分のキックバックだと認めた上で、「記載漏れ」と説明しました。

【田中明秀・京都市議】
「ノルマがあって、それを超過した分は1枚につき1万円の活動費としてもらえる。(ノルマは)10枚。全く記載漏れで、議長で忙しかったこともあって、確認不足ということです」

田中市議は11日、府の選挙管理委員会に訂正を申し出るということです。

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事