「マルイ」同時放火か 犯人は逃走中 現場でみえた新たな“逃走ルート”(2023年11月23日)

 22日夜、川崎市にある商業施設「マルイファミリー溝口」で5階、7階、8階の3つのフロアで同時多発的に出火しました。マルイファミリー溝口前から報告です。

 (社会部・小古山拓矢記者報告)
 新しい情報によりますと、今回、火事のあった店舗やその周辺にライターなど火を付けるような道具は落ちていなかったということが分かりました。

 なので、今回の火事が放火によるものだった場合、犯人はそうした着火道具を持ち去って逃げた可能性が考えられます。

 23日も店舗は営業していて、祝日ということもあって多くの買い物客でにぎわっています。

 そして、この辺りは平日でも多くの人出があるということで、仮に犯人がこの辺りを通って逃げた場合、人目に付くというリスクがある反面、雑踏に身を隠すこともできるわけです。

 マルイと別の建物を結ぶ連絡通路が2本ありますが、このうちの下の通路が今回、火事のあった5階部分です。

 このようにマルイから外に出るルートが複数あるというのも今回分かってきました。

 警察は引き続き防犯カメラの解析を進め、今回の火事の原因特定を急ぐとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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