自転車の事故を減らそうと、山形県職員や警察官が、街頭で自転車で通学する高校生らに、安全な利用を呼び掛けました。
4月1日以降、自転車に乗車する時のヘルメット着用が年齢を問わず「努力義務」になりました。
5月19日、県内15カ所で県職員や警察官らが、啓発チラシやポケットティッシュを配りながら、ヘルメット着用や自転車保険への加入を呼び掛けました。
一方 山形県警によりますと、高校生のヘルメット着用率は1.6%と、小・中学生に比べて極端に低い状況です。
【高校生】
「他の人が被っていないことが一番の理由」
「電車通学だと、駅にヘルメットを置いていかないといけなく、盗難もあるかな」
山形署管内では去年、自転車が絡む人身事故が90件起きていて、ほとんどがヘルメットを着用していなかったということです。
【山形県村山総合支庁 総務課 防災安全室 樫村昭彦 防災安全専門員】
「自転車事故で亡くなられた方の約7割が、頭にけがをしている状況。また ヘルメットを着用せず、自転車事故にあうと、着用していたときと比べて、約6倍も重傷化率が高くなってしまうので、ヘルメットの着用をお願いしたい」
【山形テレビニュース】
https://www.yts.co.jp/news/
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