【サイゼリヤ】サラダに“カエル”  東京・神奈川の3店舗  工場加工のレタスに混入か

ファミリーレストラン「サイゼリヤ」の3店舗で、サラダの中にカエルが混入していたことがわかりました。サイゼリヤは公式ホームページにおわび文を掲載していますが、工場で加工しているレタスに混入した可能性が高いとしています。

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看板メニュー「ミラノ風ドリア」をはじめ、ほとんどのメニューが500円以下。リーズナブルなイタリアンを提供する「サイゼリヤ」は、全国に1000店舗以上展開しています。

問題となったのは、東京・杉並区にある店舗。ここで提供した料理の中に、カエルが混入していたというのです。よく食べに来るという人に聞きました。

――カエルが混入していた

よく食べに来るという70代
「カエル!え!そうなの。ビックリしちゃうね。食べない、もちろん食べないけど。(カエルを)取ってもらうね、交換してもらうかね」

30代
「知らなかったんでビックリしました。作っている方には見てもらいたい」

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店舗の関係者によると、カエルが混入していたのは「小エビのサラダ」。客からの申し出で判明し「小さなカエルが皿の上にのった状態だった」といいます。

店舗はすでに保健所の調査を受けていて、提供を中止する指示などは受けなかったということです。

3日に「サラダを食べた」という人に話を聞きました。

サイゼリヤに行った家族
「小エビ? 小エビがいっぱい入ってるやつ。小エビのサラダ」

――(混入したのが)この店

サイゼリヤに行った家族
「えー! そうなんだ! タイムリーじゃん!」
「今日は(カエルは)入ってなかったです。(今後)絶対(サラダ)食べたくないというのはない」
「でもカエルは悪くないからな」

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混入していたのは、10月21日のこと。サイゼリヤによると同じく10月中旬、神奈川県川崎市と小田原市の店舗でも、杉並区と同様、カエルがサラダに混入していたといいます。(※川崎日航ホテル店は10月19日、小田原ダイヤ街店は10月18日)

ほぼ同じ時期に、3つの店舗で起きていた“カエルの混入”。サイゼリヤは、その原因について「レタスに混入していた可能性が高い」と明らかにしました。

サイゼリヤ
「店舗で混入したものではなく、自社工場にて加工しているレタス原材料への混入可能性が高いと判断いたしました」

今後、再発防止策として、レタスの下処理作業を行う際にこれまでの目視での点検に加え、外側の葉を一枚ずつ剥がして点検するなどと説明しています。

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サラダにカエルが混入する事案は今年相次いでいます。

丸亀製麺は今年5月、長崎県内の店舗で販売したテイクアウト用のサラダうどんにカエルが混入していたと発表。イトーヨーカドーも今年5月、長野県内で販売されていたサラダに、カエルが混入していたと発表しています。

「カエルが野菜に混入しやすい理由」について、専門家に聞きました。

両生類研究所(カエル館) 熊谷聖秀館長
「カエルは狭いところが好きですから、入り込むというような場合。もう一つは、虫が野菜にいるのを食べに行く。夏の虫の多い時期は虫でしょうけど、この時期だと身を隠す方が考えられる」

もし体内に入ってしまっても「ほとんどのカエルは大丈夫」だといいますが…

熊谷聖秀館長
「ヒキガエルに気をつければいいだけですね。2~3日食中毒症状が起きます」

――(混入していた場合)注意すべき点は?
「取り除くだけで大丈夫です。大げさに考えるほどではないです」

サイゼリヤは「多大なるご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます」としています。
(2023年11月3日放送「news every.」より)

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