イスラエル軍「地上部隊の作戦拡大」表明 ガザ北部で激しい空爆や砲撃 国連総会は「人道目的の休戦」求める決議採択|TBS NEWS DIG

イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザへの「地上部隊による作戦を拡大する」と発表、ガザ北部では一時激しい空爆と砲撃が続きました。

イスラエル軍 ダニエル・ハガリ報道官
「ここ数日、我々が行った攻撃に加え、今夜、地上軍は活動を拡大する。イスラエル軍はこの戦争の目的を達成するため、全てのレベルで圧倒的な力を使って行動する」

イスラエル軍は27日、「地上部隊が作戦を拡大する」と表明。

ガザ北部では大きな爆発音とともに激しい空爆や砲撃が数時間続きました。

記者
「また撃ちましたね、砲撃。ガザの北東部寄りにイスラエル軍の攻撃が続いています。激しく攻撃が続けられているのが分かります」

ただ、アメリカメディアはイスラエル軍の話として、「本格的な地上作戦ではない」と報じています。

28日、イスラエル軍は“新たに地上部隊によるガザでの作戦とする映像”を公開。多くの戦車がならび攻撃を行う様子が映っています。

さらに、▼空爆などでガザ北部にある地下トンネルなど150の標的を攻撃し、▼イスラム組織ハマスの戦闘員を殺害したほか、▼7日のイスラエルへの襲撃計画に関わったハマスの軍事部門幹部を殺害したなどと主張しています。

ガザの保健当局はこれまで7326人が死亡したと発表していて、イスラエル側と合わせた死者は8700人以上となっています。

こうしたなか、イスラエルとハマスの戦闘をめぐり、国連総会は27日、緊急の特別会合で「人道目的の休戦」などを求める決議を採択しました。

「採択されました」

決議はヨルダンなどアラブ諸国が主導したものです。

法的拘束力はありませんが、安全保障理事会が常任理事国の拒否権行使などにより空転する中で、国際社会としての戦闘の停止を求める意思を示す狙いがあります。

採決ではアラブ諸国やロシア・中国など121か国が賛成する一方、ハマスを名指して非難していないことなどを問題視したアメリカやイスラエルなど14か国が反対、日本やイギリスなど44か国が棄権しました。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/

▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-insiders.html

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.html

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事