“神の使い”とされる奈良公園のシカ。科学的にも「特別」だということがわかりました。
奈良市の奈良公園。シカたちは、いつも悠々と、さらに堂々としています。
(記者リポート)
「近畿各地に生息しているニホンジカ。しかし、奈良公園でしか確認できない独自の遺伝子型が見つかりました」
福島大学などの研究グループが奈良公園を含む紀伊半島全域でニホンジカ約300頭のDNAを解析したところ、こんなことがわかりました。研究によりますと、6世紀から7世紀ごろに祖先集団から奈良公園のシカが分かれ、16世紀ごろには半島の東と西に集団が分かれたとみられていて、奈良公園のシカが独自の遺伝子型を保っているというのです。これは春日大社の神の使い「神鹿(しんろく)」として1000年以上人間の保護を受けてきたことを裏付けているとしています。
(春日大社 広報担当・秋田真吾さん)
「奈良のシカというのが特別なシカだと、国の天然記念物だという気持ちで(観光客らも)接していただきたいなと思っております」
▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/
▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1
#MBSニュース #毎日放送 #シカ #奈良公園 #遺伝子型 #天然記念物
powered by Auto Youtube Summarize