イスラム組織「ハマス」による攻撃が始まってから初めてイスラエル軍がガザ地区で局地的な地上作戦を実施しました。本格的な侵攻が始まるのか、緊張が高まっています。
(醍醐穣記者報告)
イスラエルでは金曜日の夜から安息日とされていますが、ネタニヤフ首相が異例の演説を行い、「我々は前例のない威力で攻撃している。これは始まりに過ぎない」として本格的な地上作戦の始まりを示唆しました。
13日、イスラエル軍は戦車と歩兵による部隊がガザ地区内の「ハマス」のロケット部隊を急襲したと発表しました。
人質の情報収集を目的とした作戦だとしています。
本格的な侵攻を前にテルアビブの空港ではアメリカやイギリスなど各国の臨時窓口が置かれ、自国民の国外避難を進めています。
日本政府も14日に、日本人の国外退避のために民間のチャーター機1機を用意し、テルアビブの空港からUAE=アラブ首長国連邦のドバイに向かう予定です。
ガザ地区の周辺にはイスラエル軍の戦車などが続々と集結しています。
地上侵攻は、秒読みの段階に入ったとみられていますが、イスラエルが求めたガザ北部の住民の南部への退避は完了していません。
侵攻が始まればさらに多くの犠牲者が出ることは避けられません。
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