目玉おやじと密命を帯びた水木 初めて語られる鬼太郎の父たちの出会い 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」予告

2023年11月17日より劇場公開される、水木しげる生誕100周年記念作品「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の、予告編が公開された。
 
 予告編は、こちらを見つめて座り込む鬼太郎の警告から始まる。舞台は昭和31年、哭倉村(なぐらむら)。鬼太郎の父は、行方不明になった妻を探して哭倉村へとやってきていた。水木は血液銀行に勤めるサラリーマンで、日本の政財界を裏で操る龍賀一族が経営する龍賀製薬を担当。当主の死去に伴い密命を背負って村へとやって来たのだった。鬼太郎の父であるかつての目玉おやじと出会う水木。めったによそ者の出入りがない村で、人々から向けられる冷ややかな視線に不安を感じ始めたころ、一族の中で、凄惨(せいさん)な殺人事件が起こる。まがまがしい鳥居、謎の薬びん、白い顔に黒い歯の男、不気味な老人、そして次々と現われる妖怪たちの姿などが映し出されている。
 
 すでに発表されている沢城みゆき、野沢雅子、古川登志夫に加え、主要キャラクターを演じる声優が明らかとなった。かつての目玉おやじ役を関俊彦、水木役を木内秀信が務めるほか、白鳥哲、飛田展男、中井和哉、沢海陽子、皆口裕子、釘宮理恵、山路和弘、種﨑敦美、石田彰、小林由美子、松風雅也、庄司宇芽香が名を連ねる。
 
 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、これまで語られることのなかった鬼太郎の父たちの物語。かつての目玉おやじと水木の出会い、そして鬼太郎誕生へと続く2人の運命を描く。監督は、「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」の古賀豪。脚本はテレビアニメ「マクロスF」などで知られる吉野弘幸、キャラクターデザインを「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で副監督を務めた谷田部透湖が担当する。

【作品情報】
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
2023年11月17日(金)公開
配給:東映
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

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