笹川平和財団は激変する中東政治情勢に対応するため、中東イスラム政治変動講演会シリーズを開催しています。
通算第6回目となる今回は国際関係論の専門家であるウォルト・ハーバード大学教授をお招きし、2012年6月12日(火)に 「アラブの春以後の米国中東政策とイスラエル・ロビー」というテーマにて開催しました。
ウォルト教授は、米国の外交政策、安全保障、中東政治など幅広く精通し、著書"TAMING AMERICAN POWER --The Global Response to U,S, Primacy-" では、米国の対外政策、特に近年の対中東政策について徹底的な分析を行っています。ジョン・ミアシャイマーらとともに、2003年の米国のイラク攻撃に際してはアメリカの国益にそぐわないと批判、イスラエル・ロビーが米国の対中東政策に影響を及ぼし過ぎていると指摘するなど、現実主義の立場から発言をしています。
「アラブの春」以後の中東地域の激変が米国の対中東政策に与えている影響やイスラエル・ロビーの活動等につき、専門家の立場からご講演いただきました。
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