【独自】中学生自殺『黒塗り外し文書開示』暴力相談に学校は「スキンシップだと確認」(2023年7月13日)

大阪府泉南市で自殺した男子中学生に関する文書について、市の教育委員会が遺族に初めて詳細な中身を開示しました。

 去年3月、泉南市の中学1年生・松波翔さん(当時13)が自ら命を絶ちました。泉南市教育委員会は遺族に対して、約1年にわたり学校とのやりとりが記録された文書について、全面黒塗りの状態で開示していましたが、7月11日に黒塗りを外した文書を遺族に初めて開示しました。

 その中には、翔さんが上級生から暴力を受けたと教師に話していたことが記されていますが、学校側の記録では「殴るではなくあいさつ程度のスキンシップであると確認できた」とされていました。

 翔さんはその後、自殺するまでの約半年間、不登校になっていて、遺族によりますと「先生は助けてくれない。いじめを解決できないし信用できない」と話していたということです。

 泉南市教育委員会は文書を全面黒塗りで遺族に開示していたこれまでの対応について「非開示としたことは適切ではなかった」としています。

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