北海道 旭川市は4月から市教委とは別に、いじめ対策を推進する新たな部署を設置し、いじめ撲滅へ向けて新たな取組みをスタートさせました。
いじめ防止対策推進部は2021年、旭川市内で凍死した女子中学生をめぐる”いじめ問題”を受けて設置されました。
再発防止などを目的に市長部局に設置され、市職員に加え臨床心理士などの有資格者や学校長の経験者が務める「いじめ防止コーディネーター」など、18人で組織されます。
いじめ防止対策推進部 坂本 考生 部長：「初動対応、情報共有ですとか、学校、教育委員会との連携をしっかりととりながら再発防止に取り組んでいきたい」
この部署では児童生徒や保護者の相談を受け付けるほか、いじめが明らかとなった場合、問題解決へ向けた対応を関係機関と調整します。
また2023年秋ごろまでに、児童生徒らがアプリで相談できる仕組みの準備も進めているということです。
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