「一生かけて罪を償う」ガーシー被告が初公判で謝罪 「常習性」は争う姿勢(2023年9月19日)

俳優らをくり返し脅迫したなどの罪に問われている、元参議院議員のガーシーこと東谷義和被告の初公判が開かれ、ガーシー被告は起訴内容を概ね認め、被害者に謝罪しました。ガーシー被告はユーチューブ上で俳優の綾野剛さんら3人を脅迫した上、このうち2人に対し告訴を取り下げさせる目的で常習的に脅迫したなどの罪に問われています。ガーシー被告は白いYシャツに黒いスラックス姿で、逮捕時よりも痩せた様子で法廷に現れました。ガーシー被告は「起訴状にある発言をしたことは間違いありません」と起訴内容を概ね認めました。そのうえで、「多大な精神的苦痛を与え申し訳ございませんでした。一生かけて反省し、罪を償うつもりです」と謝罪し、傍聴席の被害者の代理人らに向かって頭を下げました。ただ、弁護側は常習性については争う姿勢を示しました。法廷では、綾野剛さんの供述調書が読み上げられ、綾野さんが「人を信頼する気持ち、自己肯定感をずたずたにされました。東谷が反省するように厳しい判決を望みます」と述べていたことが明らかにされました。東京地裁によりますと、19日の初公判には、一般傍聴席18席に対し560人の傍聴希望者が集まり、倍率はおよそ31倍だということです。

#ガーシー #東谷義和

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