“ひき逃げ”で初の重要指名手配 19歳大学生が死亡 故意に追突?(2023年9月15日)

■“ひき逃げ”で初の重要指名手配

 1年以上、行方が分からなくなっている八田與一容疑者(27)は、道路交通法違反容疑では初めて全国の警察を上げて捜査する必要性が高い「重要指名手配犯」に指定されました。

 去年6月、大分県別府市内の交差点でバイクに乗って信号待ちをしていた大学生2人が後ろから走って来た軽自動車にはねられるひき逃げ事件が起き、当時19歳の男性が亡くなりました。事故に遭って負傷したもう1人の大学生は、こう話しています。

 被害に遭った大学生:「後ろからすごいアクセル踏む音が聞こえて、明らかにやばいなと思ってバイクのミラーで見たんですよ、そしたらもうヘッドライトがすぐ近くまで迫って来てて、飛ばされて一瞬、意識が落ちて何が起きたか分からない状況で」

■19歳大学生が死亡 故意に追突?

 交差点脇の電柱に衝突した状態で軽自動車を乗り捨てた八田容疑者は事故後、裸足で逃走。国道を強引に横切る必死さでした。この事件は単なるひき逃げではないとみられています。

 事件の数分前に現場近くの商業施設の敷地内で八田容疑者と亡くなった大学生が接触していたのです。

 八田容疑者は80キロ以上のスピードでブレーキを掛けずに追突したとみられることから警察は大学生とトラブルとなり、意図的に追突した疑いもあるとみています。

 これまで指定された重要指名手配犯は殺人や強盗致傷など、いわゆる「凶悪犯罪」ばかり。警察は八田容疑者について、殺人容疑も視野に捜査を続けています。

 身長約175センチ、耳や目に特徴がある八田容疑者。大分県別府警察署では情報提供を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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