千曲川の氾濫では、気象庁の度重なる注意喚起に加え、自治体の呼びかけにも反応し、早期に避難し自宅が被災しながらも負傷などを免れた住民が多かった。一方、逃げ遅れた住民も出て、避難行動の難しさを突きつけた。「普段からハザードマップを確認するように」。専門家は警鐘を鳴らしている。
気象庁が長野県に大雨特別警報を発令したのは12日午後3時半。長野市は午後6時には決壊した穂保地区に避難勧告を発令し、午後11時40分には指示に切り替えた。千曲川が氾濫したのは13日午前1時15分。その後、堤防が決壊し、地区を濁流が飲み込んだ。
powered by Auto Youtube Summarize