金正恩「核兵器の生産に拍車を」北朝鮮、連日“核の存在”アピール 米空母や米韓合同の上陸訓練をけん制|TBS NEWS DIG

ロシア軍がきょう公開した、日本海で行ったとする演習の映像。2隻の艦艇から対艦巡航ミサイル「モスキート」2発を発射し、海上の目標に命中させたとしています。

一方、同じ日本海に向け、きのう短距離弾道ミサイル2発を発射したのが北朝鮮。北朝鮮メディアはきょう、模擬の核弾頭を搭載した「地対地戦術弾道ミサイル」を発射し、空中爆発させる訓練をきのう行ったと報道しました。さらに。

朝鮮中央テレビ(きょう放送)
「 (金正恩総書記が)きのう、『核の兵器化事業』を直接指導した」

金正恩総書記の視察写真には複数の核弾頭のような物体。北朝鮮が連日、核の存在をアピールする背景とは。

朝鮮中央テレビ(きょう放送)
「(金総書記は)兵器級核物質の生産を先を見通して拡大し、引き続き、威力がある核兵器の生産に拍車をかけていかなければならないと述べた」

北朝鮮メディアが公開した写真。並べられた複数の核弾頭のような物体や、金総書記の後ろには兵器名とみられる記載があります。

韓国の聯合ニュースは、戦術核弾頭「ファサン-31」が電撃公開されたと報道。ファサンは「火山」を意味するとみられます。

北朝鮮が核兵器の存在をアピールする動きには、アメリカ軍の原子力空母「ニミッツ」をはじめとする空母打撃群の釜山入港や、現在行われている米韓合同での大規模な上陸訓練への反発があります。

「上陸訓練は平壌占領を狙ったもので、原子力空母打撃団まで投入したのは、我が共和国に対する露骨な宣戦布告に他ならない」

一方、韓国からは、今回、北朝鮮が行ったとする実験の信憑性をめぐり、再び疑問の声が。

北朝鮮メディアは先週に続ききょうも、「超強力な放射能の津波を起こす」という「核無人水中攻撃艇」の実験を伝えていますが…

韓国軍合同参謀本部 報道担当者
「その兵器体系(攻撃艇)は初期段階だ」

実験は「誇張、ねつ造の可能性が高い」との見解を示しました。

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