【北朝鮮】“新型ドローン”公開 金正恩総書記がロシア国防相と新兵器を視察

27日、「戦勝記念日」を迎えた北朝鮮の金正恩総書記は、ロシアのショイグ国防相を案内し、新型兵器の展示会場を視察しました。その様子を公開した映像には、新型のドローンも映っていました。

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27日午後3時過ぎに北朝鮮の国営「朝鮮中央テレビ」が公開した映像には、戦車やミサイルなどの兵器が映し出されました。さらに、金正恩総書記が展示会会場に満面の笑みを浮かべて登場し、北朝鮮が研究・開発した新型兵器の展示会場にロシアのショイグ国防相を案内する様子を紹介しました。

アナウンサー
「(金正恩同志が)セルゲイ・ショイグ国防相と軍事代表団員と共に武装装備展示会を訪れました」

そこで展示されていたのは、新型ミサイル「火星18」です。今月12日にも試験発射した新型のICBM=大陸間弾道ミサイルです。

さらに、映し出されたのは大型のドローンです。機体には「朝鮮人民軍空軍」と書かれ、北朝鮮の国旗も描かれていました。展示会のオープニング映像では、このドローンが実際に空を飛ぶ様子も映されました。韓国メディアは、今回初めて公開された新型のものだと伝えています。

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金総書記は多様な兵器の開発を指示する中で、500キロ前方の目標を偵察できる無人機の開発にも力を入れるよう指示していました。

韓国メディアも、このドローンについてアメリカ軍が運用するものに似ていると指摘しています。丸みを帯びた機体の前方部分や、機体の後ろの部分の形状も非常によく似ています。

北朝鮮の狙いについて、専門家に聞きました。

慶応義塾大学 礒崎敦仁教授
「北朝鮮としては米韓に対抗したいという思い。(米韓が持っているような兵器は)北朝鮮も一通りそろえておきたい。最新鋭の兵器を持っているんだと今回、ロシアの国防相に見せた」

さらに、今回こうした映像を公開した意図については――

慶応義塾大学 礒崎敦仁教授
「北朝鮮は日米韓と対抗していくために、北朝鮮のバックには中国のみならずロシアもあるんだということを特に米韓に示すということができている」

金総書記は中露の要人と軍事パレードを視察する様子を内外に示し、3か国の結束についてもアピールするものとみられます。
(2023年7月27日放送「news every.」より)

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