ロシア軍の攻撃が続くなか、撃墜したドローンを分析するウクライナ軍の施設にANNのカメラが入りました。ドローンの部品には多くの日本製品が使われていました。
キーウ市内にあるウクライナ軍の情報部門の施設ではロシア軍が攻撃や偵察に用いたドローンの分析が行われています。
今回、取材が許されたのは去年10月に撃墜した3機で、いずれもイラン製とみられています。
担当者によりますと、イラン製のドローンはロシア製に比べ搭載能力が優れていることなどからロシア軍が多用しているということです。
ウクライナ軍ドローン分析担当者:「このドローンにも日本製の部品が含まれています。このバッテリーに『メイドインジャパン』と書いてあります」
ドローンには欧米の製品に加え、バッテリー、カメラ、モーターや電子部品などに多くの日本製品が使われていました。
民生用として販売されたものを何らかの方法でイランが入手し、ドローンに組み込んでいるとみられています。
一方、イランはウクライナへの攻撃に使われる武器のロシアへの供与を否定しています。
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは、アメリカの同盟国の当局者の話として、イランが攻撃用ドローンを少なくとも6000機製造できる工場をロシア国内に建設する計画を進めていると報じています。
岸田総理大臣がキーウ訪問を終えた直後の21日深夜にもキーウ州でドローン攻撃があり、これまでに7人が死亡しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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