父親殺害事件 親族4人を逮捕 長男・次男・義理の娘ら 一家の中で何が?

頭を下げ車に乗り込む男。
そして、上着を頭からかぶり、警察署から出てきた女。

2023年4月、宮城・柴田町の住宅で村上隆一さん(54)を殺害した疑いで逮捕された、村上敦子容疑者(47)と村上直哉容疑者(24)。

敦子容疑者は被害者の長男の妻。
直哉容疑者は被害者の次男だった。

警察によると、2人は共謀し、2023年4月17日の未明に住宅の玄関先で、この家に住む村上隆一さんの腰を刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。

警察は2人の認否を明らかにしていない。

この事件をめぐっては、敦子容疑者の夫で、殺害された隆一さんの長男の保彰被告(31)と敦子容疑者の姉・市瀬恵美被告(48)が、詐欺や詐欺未遂の疑いですでに逮捕・起訴されている。

さらに警察は、敦子容疑者の知人で、いずれも無職の松野新太容疑者(49)と妻のみき子容疑者(43)を、この殺人事件の証拠を隠滅した疑いで逮捕している。

被害者の隆一さんをめぐり、長男と次男、そして長男の妻とその姉の家族4人に加え、長男の妻の知人2人が逮捕される事態となった。

一家に何が起きたのだろうか。

隆一さんが殺害された自宅は、ここ数年、空き家だったという。

そこに隆一さんが移り住むことになったきっかけは火災。

2023年2月、当時住んでいた家が全焼。
火災の翌月、隆一さんは柴田町の家に引っ越した。

隆一さんは1人で住んでいて、近所付き合いはほとんどなかったという。

事件が起きたのは、引っ越しからひと月ほどたった2023年4月。

自宅の玄関先で隆一さんが刃物で刺され殺害。

捜査関係者によると、当時、自宅の玄関は施錠されていた。

そして、その鍵は、殺害された隆一さんが持っていたことが新たにわかった。

警察は、隆一さんが玄関を施錠したあと、背後から刺されたとみて当時の状況などを調べている。

FNNプライムオンライン
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