青森ねぶた祭 クライマックスで曳手を“殴打” 動画SNSで拡散 #shorts

青森ねぶた祭りで曳手を先導する役割の人物が殴る映像が撮影されていました。問題の運行団体が取材に応じました。

■曳手を“殴打” 動画SNSで拡散

8月6日の映像です。ねぶたを先導する役割の人物が曳手に近付き、近くから撮影された動画もありました。確認できる範囲で5回腕を振り回し、殴るような動作を繰り返しています。

このねぶたは青森青年会議所が運行していて、曳手を殴っていたのは青年会議所のボランティアの男性。他にもう1人が同様の行為を行っていました。青年会議所によると「直前でねぶたが障害物にぶつかったことから、ねぶたの曳手の気合を入れ直すという気持ちで行なった」と釈明しているといいます。「気合を入れ直す」、そうした文化が青年会議所内で共有されているのでしょうか。

8月9日午後、青森青年会議所が取材に応じました。

青森青年会議所 石田壮平理事長:「えっとその気合を入れることも…」

■「気合入れ直す」運行団体が謝罪

曳手を殴っていた先導役の男性は、気合を入れ直すためにこうした行為に及んだといいます。

青森青年会議所 石田壮平理事長:「(Q.気合を入れるためにと、そういう文化は共有されている?)共有はされていません。気合を入れるのも運行の中で言葉で『頑張れ』などはあったが、殴打したことは決してやってはいけない行為」

この「気合」について、動画を投稿した人はこう言います。

動画投稿者:「(Q.気合いを入れ直すというのは?)ないない、それはあり得ない。大体、ねぶたがぶつかった時点で誘導者の責任だから」

曳手にけがはなく、和解が成立しているということです。

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